維持費の安い車種
家計で毎月かかる経費の中で、節約がなかなかできないのは食費です。
これに対して車などは、ちょっとした心がけと工夫をすることによって毎月の維持費を節約することも不可能ではありません。
車の維持費には毎月かかる駐車場代やガソリン代の他に、車検などのメンテナンス費用や自動車税などがあります。
また、ローンで購入した車の場合には毎月の返済金のことも忘れてはいけません。
車は車種によって維持費もかなり違ってきますので、最初に買う際に維持費があまりかからない車を選ぶことも大切です。
例えば軽自動車は普通車よりも軽自動車税や自賠責保険料が安いので、維持費を抑えたい人には最適です。
また、普通車の中でもミニバンやSUV(Sport Utility Vehicle=スポーツ・ユーティリティ・ビークル)は税金の燃料費がセダンやコンパクトカーなどと比較すると高めなので、車の買い替えを検討するのも悪いことではありません。
燃費のいい車を選ぶ
車を通勤などに毎日使っている場合には、維持費の中でも燃料費の割合が高くなりますので、燃費のいいエコカーなどを選んで燃料費を節約することも考えた方がいいかもしれません。
ハイブリッド車もガソリン以外の力で車を動かすしますので、燃料費を節約したいお母さんにはおすすめです。
トヨタのプリウスには「スプリット式ハイブリッド」と呼ばれるシステム、日産のePOWERには「シリーズ式ハイブリッド」という方式が採用されており、それぞれに人気を博しています。
一般に、ハイブリッド車の燃費性能は普通車の1.2〜2倍ですから、車の維持費を節約したい人には最適と言えるでしょう。
ガソリンを使わない電気自動車は、燃料費がガソリン車の約5分の1ですので、かなりの節約になります。
エコカーも燃費が良いというメリットはありますが、車本体の値段が高いので、わざわざ買い換える価値があるかどうかはよく検討してみなければならないでしょう。
燃費のいい車を選ぶ他に、どのガソリンスタンドを選ぶかでも燃料費には違いが出てきます。
セルフスタンドを選べばガソリン代を節約することもできますので、大いに活用しましょう。
エコ運転を心掛けることも大切
車というのは、エコ運転を心がけるだけでも燃料費を節約することができます。
しかも、エコ運転のメリットはガソリン代の節約だけではなくて、部品交換代の節約にもつながります。
ていねいなエコ運転を日頃から習慣にすることによって車が故障しにくくなる、あるいは部品が壊れにくくなります。
車が一度故障してしまうと修理費もバカになりませんので、出来るだけエコ運転を心がけるようにしてみてください。