子どもがスマホやタブレットで動画を夢中で見る
スマホやタブレットを子供に使わせる家庭は年々増えています。
必要な情報を瞬時に検索することができ、誰でも簡単に操ることのできるスマホやタブレットは、非常に便利なツールであることは確かです。
ところが、便利であるはずのスマホやタブレットも、使い方を間違えてしまうと子供がいたずらに熱中するゲーム機器と変わりのないものになってしまいます。
スマホがあればLINEなどによって子供との連絡も取りやすくなりますし、GPS機能があれば、子供が今どこにいるかを的確に把握することができるので、お母さんとしては安全です。
ところが、子供の中にはスマホがあると、YouTube などの動画を夢中で見てしまい、勉強の時間や睡眠時間を圧迫してしまうことがあります。
こうなると、便利なツールというよりは子供の時間の使い方を狂わせることにもなりかねませんので、スマホを子供に持たせることが本当に有益なのかどうかを今一度考えてみる必要があります。
子供にスマホを持たせるにはルール作りが大切
子供にスマホを持たせる必要が生じたら、無制限に使わせるのではなくて、きちんとしたルール作りをすることが大切です。
子供は YouTubeなどの動画に気を取られてしまいがちで、ルールを作っておかないと1日何時間でも見てしまう傾向があります。
ですから、「動画は1日30分まで」などといったルールをあらかじめきちんと決めておくといいでしょう。
スマホを使ったゲームも多いので、これも「毎日30分まで」などと決めておくことが大切です。
スマホはLINEやSNSでコミュニケーションを取るためにも必要なツールです。
とはいえ、LINEやSNSは第三者の目にも触れるツールですから、子供が使用するのはある程度制限しなければいけません。
SNSを通しての犯罪も増加しており、特に子供は被害者として巻き込まれることが多いので、場合によっては子供がSNSを利用すること自体を禁止する必要もあるかもしれません。
ちなみに警察庁生活安全局少年課による「令和元年における少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況 訂正版」を見ると、SNSをきっかけに犯罪に巻き込まれてしまった青少年の数は2082名にも及んでいます。
子供がトラブルに巻き込まれないようにするためには、フィルタリングサービスの利用も検討すると良いでしょう。
フィルタリングサービスを利用することによって、ユーアイサイトに子供がアクセスしてしまうことをブロックすることができます。
また、必要な課金もこのサービスで防止することができるので、未成年者を守るためには最適です。
子供にインターネットにおけるリスクをしっかり説明し、なぜフィルタリングを行っているのかを説明すれば、理解はできなくても子供も納得してくれるのではないでしょうか。