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子育ても楽しんだもの勝ち

ママと赤ちゃん

子育ては家庭それぞれで異なるものです。私は自分が育っていた環境をベースにしているため、他の家庭が見たらちょっと口を出したくなるかもしれません。
ですが、毎日子どもが楽しく過ごせるのであれば、家庭の子育てルールは自由であるべきだと思います。今回は私流の子育て方法を3つ紹介します。

時には適当であるべき

これは私が教訓としている考えです。息子が幼い頃、偏食がひどい時期がありました。いろいろと試行錯誤をするのですが、どうしても食べてくれず、食事の時間が毎日ツラかったです。
息子のためにもちゃんと食べてもらわないと…と、気持ちばかりが焦るばかり。そんな日がずっと続いたある日、心が折れて息子に強くあたってしまいました。

きょとんとした息子の顔は、みるみるうちに涙目になりギャン泣き。そのとき「これじゃいけない」と母に相談しました。すると、母から「食べたいときに食べるからほっとけばいい」と一言。怒られるかも…と覚悟していましたが、予想外の言葉に驚いた反面、涙が出てしまいました。「こうじゃないと」とマイルールに縛られ過ぎて、自分を追い込んでいたようです。

その日から「子育ては時に適当で良い」という考えを学びました。料理を作るのがどうしても面倒くさいときは、惣菜やファーストフードで済ませたりします。でもそれを繰り返すとただのサボり魔になるので注意が必要です。子どもも大事ですが、自分も同じくらい大事にしましょう。

叱ったあとはいつも以上に笑顔で接する

子どもが悪いことをすれば、親が叱るのは当然のことです。最近、結構強めに叱ったことがありました。叱ったあとは自分の部屋に閉じこもっていた息子。夕飯の時間になっても姿を見せなかったので、夫に頼んで呼びに行ってもらいました。
私も人間なので怒りに身を任せたい…と思うこともありますが、ただその考えでは家族の空気を悪くするだけです。自分の感情をおさえつつ、息子に対し今日あった出来事やいろいろなことを聞くと、ポツポツと話してくれ、いつもの食卓の空気に戻ります。

怒りをずっとためていては、親自身はもちろん子どもにもストレスがたまります。私もそうでしたが、親が笑顔でいると子どももうれしくなるものです。叱ったぶん、たくさん笑顔で接してあげましょう。

他の子と比べず過去と比べる

あの子はできているのに自分の子どもはできない…と、悩む時期は誰だってあるものです。ですが、子どもの成長は一人ひとり違うので、できる時期も異なります。比較対象は他人ではなく「過去の息子」。年齢を重ねるうちに努力を積み重ねてできることが多くなります。その時は「よくがんばったね」ときちんと言葉にしてほめてあげましょう。