家庭によって教育方針は異なると思います。夫婦で教育方針が合わないところもあるかもしれませんが、私たちの場合は夫と教育方針がほぼ一緒です。
「息子にはこうなって欲しい」という夢は夫婦それぞれありますが、教育方針は一緒なので、ケンカになることはありません。今日は私たちの教育方針についてご紹介します。
好きなことを存分にやらせてあげる
これはどの夫婦も必ずといっていいほど、大事にしている教育方針だと思います。子どもが興味あるものはできるだけさせてあげる。それが向いているかどうかはやってみなければ分かりません。
息子が小さい頃、絵本にすこぶる興味を持った時期があります。読み聞かせを何度もしていると、次第に描かれているさし絵が気になってきたようで、何度も絵を指で指していました。
保育園に通うようになり、皆でお絵かきする時間が増えてくると、自画像だけでなく、私や夫、風景の絵を描くように。最初は丸の上に髪の毛だと思われるものを線でぐしゃぐしゃっと書くレベルでしたが、年齢を重ねるにつれて、頭・胴体・足をキレイに描けるようになったのです。保育所だけでなく、自宅でも黙々と夢中に描いていました。
今ではマンガが好きになり、オリジナルキャラを描いてたまに見せてくれます。もし息子が「絵に関する習い事をしたい!」と言ったら、できるだけさせてあげるようにしたいねと夫と話しています。
がんばったことをほめる
小学生になると、テストやスポーツなどあらゆる面で自身の力が試されます。息子が小学校1年生の話になりますが、逆上がりができずに、放課後毎日練習をしていました。
一度できるようになればコツをつかめますが、それができるまでは何が悪いのか自分と格闘しながら、前に進まなければなりません。
逆上がりができたときは「○○(息子の名前)はできなかった理由を自分で考えて練習していたもんね。毎日よくがんばったね」と言葉をかけてあげました。
ただし、すべてのことが必ず良い方向にいくとは限りません。時にはテストで悪い点を取る場合はあります。ですが、本人ががむしゃらに勉強をがんばっていたなら、その過程や努力をほめます。もし、そんなに力を入れていなければもちろん叱りますよ。
勉強も遊ぶときも全力で
あらゆる知識を吸収すれば、そのぶんスキルは高まります。ですが勉強ばかりだと息が詰まってしまいます。勉強をがんばるのはもちろん良いことですが、同じくらい遊びに没頭するのも重要です。
遊びから学べることはたくさんありますし、そこから行動力や社会性、知性を高められます。子どもだけでなく、大人も一緒になって全力で楽しみましょう。